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高気密高断熱の家は夏暑い?!

高気密高断熱の家って、夏場は暑いんじゃないの?
と、誰もが思ったことがあるのではないでしょうか? 私だけ??

何かの話で、夏の昼間にカーテンと窓をあけていると、室温が上がりきって、夜に余計に暑くなると。
なので、昼間はカーテンも窓も閉めておいて、夕方から寝る時まで風を通しておくのが良いと聞いたことがありました。

でもそれは、今どきの高性能の家の話ではないんですよね。築年数が長い、昔からの隙間だらけの家の話でしょうか。

じゃあ、高気密高断熱の家ってどういうこと?
熱と空気の出入りを「断熱・気密・換気」によりコントロールし、最小限のエネルギーで快適な温度を保つ居住空間 なんです。
簡単にいうと、”魔法瓶の様な空間に空気の入り口と出口が付いたイメージ”とかどうでしょう(^。^”)

そりゃあ、高気密なんだから、風の通り道がないと空気が動かないし、高断熱なんだから、一旦暖まると中々室温は下がりません。
高気密高断熱の家だから、何もしなくても快適なわけではなくて、少しの電気代で快適に過ごせる性能の家!ということなんですね。
せっかくの高性能のお家、上手な住まい方をしたいですね!

本来は、24時間換気・24時間エアコン付けっ放しが基本の高気密高断熱住宅ですが…
その上で、高性能のお家に住みつつ、取り入れていきたい快適に住まう工夫は何があるでしょうか。

●風の通り道をつくってあげましょう!
24時間換気システムは勿論完備されていますが、日中は可能な限り、風上と風下の窓を開けて風の通り道をつくってあげましょう!
あと、換気を多く使う必要がある電化製品は使わない!燃焼した排ガスを外に出し、室内の空気を汚さない暖房器具を使用しましょう。
※換気扇のフィルターは必ずこまめに掃除しましょう!(1ヶ月に1度目安)
掃除をしないと汚れが詰まって空気が流れなくなり、ファンは回っているのに換気が出来ていない→電気代が高くなる!
ということになっていってしまいます。

●日差しの取り入れ方を工夫してみましょう!
季節よって、日差しの取り入れ方を工夫してみましょう!建てる前のデザインの段階で「軒」や「ひさし」を、
その土地にあった方法で取り付けをするのもいいですし、建てた後なら、「すだれ」や「よしず」、「ブラインド」など使って夏の日差しを遮る。
その際出来れば、家の外側で対策をするのが最適です!室内での対策だと、一旦熱が入ってきてしまうので効果が下がります。
寒い時期は日中にできるだけ太陽の熱を取り込む。冬に気をつけないといけないのが、一部室温の低い部屋ができてしまうと
結露が発生しやすくなります。

●乾燥対策をする!
室内の乾燥防止に、加湿器を置く、観葉植物や器に水をはるなどの防止策を心掛ける。

【まとめ】
高性能のお家を建てたものの、「思ったより、夏涼しくもないし、電気代も安くないし、本当に省エネになってるのかな?」と感じている方、
おられますよね。そういう方は、『高気密高断熱のお家の住まい方』をきちんと説明を受けていない場合があります。
高性能を実感出来ていない方は、是非施工会社に問い合わせてみて下さい!

基本的にしないほうがいいのが、『24時間換気システム』を、電気代が勿体無いからと止めることだそうです。
高気密高断熱の家は隙間が少なく、空気・風の出入りのない住宅です。換気扇を止める時は、
窓を開けて自然の換気をするように心掛けましょう!


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