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低炭素住宅と長期優良住宅の違い

エコ住宅として注目を集めている低炭素住宅。長期優良住宅やゼロエネルギー住宅とはどんなところが違うのでしょうか?

■目的【*基本的に目指す目的が違います。】
低炭素住宅 二酸化炭素の排出を一定量抑制することを目指した建物です。(地球温暖化を抑制する目的があります)
長期優良住宅 およそ100年以上の長期間にわたって快適に住み続けることができる家づくりを目指しています。

■認定項目【*長期優良住宅の認定の方が低炭素住宅の認定に比べるとやや難易度が高めです。】
低炭素住宅 省エネ基準と同等以上の断熱性能、日射熱取得性能が確保されていること。
省エネ基準に比べ、住宅の一次エネルギー消費量がマイナス10%以上であることとなっています。

長期優良住宅 構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、
省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、及び良好な景観の形成への配慮など、幅広い項目が設定されています。

■固定資産税の減税特例
低炭素住宅 一般住宅と同じで3年間1/2の軽減となっています。
長期優良住宅 一般住宅よりも2年ほど長く通常の1/2の金額に軽減される軽減期間が設けられています。

■建築後の点検義務
低炭素住宅 建築後の点検義務はありません。
長期優良住宅 建築後に維持管理義務が生じます。

以上を踏まえて、低炭素住宅はどんな人にお勧めなんでしょうか?

やはり一番は省エネをしたいと考えている人でしょう。住宅そのものの性能の高さもありますが、
ソーラーパネルや周りを緑化して温度を下げるといった自然とかかわりながらの省エネも工夫できます。

また、長期優良住宅ほど広範囲にわたって住宅を整備することは望んでいないが、省エネできる住宅
建てたいという人にも向いているかと思います。

やはり、これから家を建てたいと考えている人は、
どんな家を建てたいのか?どんな特徴を備えておきたいのか?
方向性をしっかりと決めて明確にして、事前準備をしておきましょう。
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