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水害・地震から我が家を守る

日本の年平均気温は、100年あたり1.19℃の割合で上昇し、地球温暖化の進行に伴って、
大雨や短時間に降る強い雨の頻度はさらに増加すると予測されています。
”ゲリラ豪雨”と言われる、猛烈な雨(1時間降水量80mm以上の雨)の年間発生回数も、地域も増加しています。

さらに、近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震。
中でも、関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震、
今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。

もしも災害が起こったら…
さまざまな災害
■住宅・生活再建にはこんなにお金がかかる

東日本大震災で全壊被害に遭った住宅の新築費用は、平均して約2,500万円

それに対して公的支援として受給できるのは、善意による義援金をあわせても約400万円にとどまりました。

その差額…2100万円

かかるお金はこれだけではありません。家財・引っ越し費用など、住宅・生活の再建には他にもお金はかかります。

もしも大きな災害が起こって、お住まいの住宅が被害を受けた場合、修理や建て替えにかかる費用は大きなものとなります。
公的な支援金や善意による義援金だけでは、住宅・生活再建には十分な金額とはいえません。
いざという時にスムーズに住宅・生活を再建するためには…

保険・共済に加入するなど、『自助』による備えが重要となります。

■いざというときに備えて保険・共済に加入しよう

風水害・土砂災害や地震などの災害に対しては、保険や共済に加入するという事前の備えが重要です。
既に加入している方も補償対象・内容が十分か見直してみましょう。

補償の対象や内容は様々です。
保険・共済には火災保険(共済)に上乗せで付帯するタイプのものや、基本的な補償に含まれるタイプのものなどがあります。
また、建物被害の程度にかかわらず、家財が大きく被害を受け再購入が必要になる場合もあります。
持ち家の場合は、建物の補償と家財の補償の双方で備えることが望ましいでしょう。

■災害リスクの情報を入手しよう

ご自宅周辺の地域の災害リスクを知ることは非常に重要です。災害の種類によって、様々な形で情報が発信されています。
どの程度の備えが必要なのか知るためにも、情報を収集してみましょう。

【風水害・土砂災害リスクに関する情報】
「各都道府県が公開している土砂災害危険箇所と土砂災害警戒区域」(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/river/sabo/link_dosya_kiken.html

【地震リスクに関する情報】
「J-SHIS地震ハザードステーション」(国立研究開発法人防災科学技術研究所)
http://www.j-shis.bosai.go.jp/

【その他自然災害全般に関するリスク情報等】
「ハザードマップポータルサイト」(国土交通省)
http://disaportal.gsi.go.jp/

家の補償家を建てる災害