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給湯器いろいろ

昔は給湯器といえば、台所の蛇口の上の方にあって、「ボッ」という音と共に火が着く…
そんなイメージでした。古過ぎですか?(^_^;)
今は、「エコジョーズ」、「エコキュート」、「エネファーム」など、
高機能で省エネな大型給湯器が当たり前になりました。

給湯器の寿命は思っているより短く、買い替えの時期は突然やって来たりします!
家のお湯が出ないと一大事!そうならない為には、点検を心がけ早めの交換準備が必要です。

しかーし!種類もメーカーも多い!!
とりあえず大まかにでも分類をしてからでないと検討も出来ません。
ということで今回はよく耳にするメジャーな3つの給湯器を比べてみました。

その前に…
給湯器に利用するエネルギーは大きく分けて、
【ガス】・【石油(灯油)】・【電気】の3つになります。

○本体価格の相場
ガス給湯器:  5万〜10万円
石油(灯油)給湯器:10万〜15万円
電気給湯器:10万〜40万円

○設置費用(取り付け工事)
ガス、石油(灯油):  3万〜10万円
電気給湯器:10万〜40万円

本体価格はエネルギーでの違いもありますが、
設置費用については、電気給湯器が他に比べて高くなるようです。

それでは、「エコジョーズ」「エコキュート」「エネファーム」それぞれの特徴を。

■エコジョーズ
エネルギー:ガス 
少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器
高効率:今まで捨てられていた排気熱を再利用することで効率よくお湯が沸かせる
省エネ:熱効率がアップするので、使うガスの量も少なく済む
環境性:CO2排出量を従来と比べ大幅に削減されている

■エネファーム
エネルギー:ガス【+発電】 
ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させることで発電を行い、その際に出る熱でお湯を沸かす
高効率:発電しながらお湯もつくる
省エネ:エネルギーを有効活用するので、大きな省エネになる
環境性:省エネと電気代を削減できる

■エコキュート
エネルギー:電気【ヒートポンプ給湯器:電気+空気】 
再生可能な空気の熱を利用し、少しの電気で効率よくお湯をわかす給湯機
高効率:大気熱を利用するので、お湯を沸かす効率は電気エネルギーのみの場合に比べて電力消費量約1/3
省エネ:高効率で電力使用量を減らし、夜間電力を利用することで電気代をさらにダウン。
環境性:消費電力そのものも少ないので、CO2削減に貢献

自分の家にベストなのは…
給湯器の性能だけではなく、現在どのエネルギーを中心に使っているのか?
オール電化なのか?家族構成は?お湯を使うタイミング・頻度は?
色々な要素を合わせて考えていかないといけませんよね。

エネルギー関係なく、個人的に一番気になっているのが【瞬間式】と【貯湯式】
「中々お湯が出ない」「お湯が足りなくなった」という声をよく聞きます。

【瞬間式】とは、
瞬時に加熱しながら給湯する構造なので「湯切れ」がありません。
水が管を通る時に加熱されてお湯になり出てきます。
【貯湯式】とは、
タンクに水を貯めてから沸かす構造なので、熱量が少なくてすみます。
安定した温度のお湯が使えますが、必要なお湯を貯めておけるタンクが必要です。

家庭内でお風呂に入る時間帯がバラバラという場合は、
使えるお湯の量が決まっている【貯湯式】は不便かも。
ただ、適正な湯量のタンクを使っていれば、導入費用は高いですが、月々の電気代は安くなります。
どうしてもお湯切れがイヤということであれば、【瞬間式】が安心です。

このように、それぞれの状況・希望があると思います。
導入費用・機能・使い勝手・コスト、何を優先するかよく話し合って絞り込んでいきましょう。

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