耐震改修の【代理受領制度】とは?
木造住宅耐震改修等にかかる費用の[補助金]を各市が直接施工業者に支払ってくれる制度です。
補助金というものは、とりあえず自分で払っておいて、
「申請をして請求→数ヶ月後に振込」という流れが多いですよね。
しかし、予算というのは払える金額のことで、予算以上の支払いはできるだけ抑えたいですよね。
そこでコチラの制度!
各市が[補助金]分を、直接施工業者に支払ってくれるので負担が少なくてすみます。
耐震改修の補助制度は、最大46~115万円の高額な[補助金]です!助かる制度なので利用して下さいね。
代理受領制度のフロー図(例:耐震改修等工事費200万円、補助金を60万円とした場合)
▶これまでの補助金の流れ
①申請者から施工者へ200万円支払い
②200万円の領収書の写しを提出→請求
③各市から申請者へ60万円の支払い
▶代理受領制度での補助金の流れ
①申請者から施工者へ140万円支払い
②140万円の領収書の写しを提出→委任
③各市から施工者へ60万円支払い
耐震改修の補助額はいくら?
現在(令和7年4月時点)岡山県での代理受領制度があるのは、
岡山市、倉敷市、津山市、玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、真庭市、
鏡野町、矢掛町で、耐震改修の補助率や補助限度額は下記の通りです。
■岡山市
◎全体耐震改修 補助率:80%・限度額:115万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%、その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅の耐震診断・耐震改修補助制度について(代理受領制度←ページ下の方)
■倉敷市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅耐震診断(現況診断)補助金制度について
→代理受領制度について
■津山市
◎全体耐震改修 補助率50%・限度額80万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者50%・限度額:40万円
詳しくは→耐震診断・木造住宅耐震改修の補助制度に関すること(代理受領制度←ページ下の方)
■玉野市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額100万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅の耐震改修等を補助します
→代理受領制度について
■笠岡市
◎全体耐震改修 補助率50%・限度額80万円
詳しくは→木造住宅の耐震診断・耐震改修補助制度
■井原市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅の耐震改修に関する補助制度について
■高梁市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
詳しくは→高梁市耐震改修促進計画
■新見市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額100万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:40万円
詳しくは→木造住宅の耐震化支援
→代理受領制度について
■真庭市
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅 耐震診断・耐震改修に対する補助
→代理受領制度について
■矢掛町
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
◯部分耐震改修 補助率:高齢者80%・その他50%・限度額:80万円
詳しくは→木造住宅耐震改修事業費補助事業
→代理受領制度について
■鏡野町
◎全体耐震改修 補助率80%・限度額115万円
詳しくは→鏡野町耐震補助事業 ※令和7年度はまだUPされていない(R7/5/28)
木造住宅の耐震補助制度・市町村相談窓口の一覧
注意点
コチラの制度を利用する場合は、施工者への支払い(補助金分)が遅れるので、
その旨を施工者に了承してもらわなければなりません。事前によく相談しましょう!