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確認しましたか?!値上げ後の驚愕の電気代…

「電気代が値上げになっているみたいだね~」
気にはなっていました!2021年9月から値上げしているということも…
しかし最近ニュースで、「電気代が2倍になっていた!」「10万円超えていた!」と賑わせているので
ここはホントに確認してみようと思い立ちました。

驚愕しました…
電気代のリアルをお届けしようと思います。

・我が家は築50年は軽く超える一軒家
・オール電化(エコキュート)
・電力会社は「中国電力」ぐっとずっと。ぷらん電化Styleコース
・5人住まい(大人3人、学生2人)で、日中は高齢者一人在宅
・お米を保存する大型の保冷庫1台アリ

結果からいいますと、
2023年1月の電気代⇒約64000円 え?!

ちなみに昨年度比は、
2022年1月の電気代⇒約42000円

そんなに今年使った?!確かに寒波で寒かったけど…
しかし実際は[使用量]は今年の方が少ないということが判明。
[使用量]は減っているのに、電気代は2万円以上高くなっているということです!

これが値上げのリアルです。
が、調べていくと単純に「電気代の単価」が上がったわけではないことに気が付きました!

■2022年1月
2022年1月電気代比較
■2023年1月
2023年1月電気代比較

コレです!【燃料費調整額】
その差額はなんと[22,323円]

この【燃料費調整額】とは?!

簡単に説明すると、日本の発電は「火力発電」がメインで、「火力発電」するには燃料が必要で、
その燃料は輸入に頼っていて、輸入するってことは「為替レート」や「市場の動き」や「世界情勢」で
価格が変動しますよね。その燃料価格の変動を電気料金に反映させる制度から算出された額です。

さらにこの【燃料費調整額】、2023年4月1日の料金見直しで、燃料費調整制度についても見直しが
行われます。

燃料費調整制度

①電源構成等の見直し
現在は原油・LNGの構成比が低下し、石炭が増加することを踏まえ、燃料費調整の算定諸元となる
電源構成比を見直します。
電源構成

◎見直し後の電気料金の仕組み
見直し後の電気料金のしくみ

2023年4月1日の見直しでは、各料金単価は下がるものの、
[基準燃料価格]は約3倍くらいになります。
今すぐの内容確認をオススメします!

詳しいことはこちら⇒中国電力「燃料等調整制度の見直し

 

そしてもうひとつ気になる部分がありました!!
【再エネ発電賦課金】

■2022年1月
再エネ賦課金2022年
■2023年1月
再エネ賦課金2023

【再エネ発電賦課金】とは?!

正式名は「再生可能エネルギー発電促進賦課金。
こちらも簡単に説明すると、太陽光などで発電された電気を、電力会社は決められた価格で買い取る
のがルールになっています。その買い取る際の費用の一部を【再エネ賦課金】という形で集金して、
国民みんなで負担しようという国の制度です。

こちらも毎月、2000円~6000円の間で変動しているようです。。
まぁまぁな金額ですよね…

このような内容が今回の電気料金の確認で判明したことです。
今回は「中国電力」での詳細でしたが、電力会社によって値上げ幅が違うようです。
お住まいの地域、寒い所と暖かいところでは、大きく違うこともあるようです。
最近電気料金を確認していない方、お早めの確認をオススメします!

★追記★
今回の記事を読んで助言を頂きました!
現在は「中国電力」の『ぐっとずっと。ぷらん電化Styleコース』を契約しています。
オール電化になったタイミングでこのプランに変更したのですが、今電気代高騰の原因になっている
燃料費調整が上限を超過する状況においては、「ぐっとずっと。ぷらん」ではなく、従来の料金メニュー
の方が割安になるのではないかと。
早速「中国電力」のHPで確認すると、まさにその旨が記載されていて、2023年4月1日からの見直しの
内容の確認も合わせてするようにとなっていました!
こういった類のお知らせって、携帯電話会社もそうですが、聞かないと教えてくれませんよね~…
カスタマーセンターに相談したいと思います!
2月3月は問い合わせも混み合います!気になっている人は、やはり早めの確認をオススメ致します!!

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