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住んでいる家の断熱性能を自分でチェック!

10月に入って涼しくなってきましたね。
涼しい時期は、エアコンなしで快適に過ごせる貴重な限定時間。
すぐに寒くて、暖房器具のいる季節がやってきます。

日本の3分の2の家は夏暑くて冬寒いといわれています。

新築は標準仕様で断熱性能が備わってきていると思いますが、全部ではない。
全部ではないというか、断熱性能の低いもの、高いものがあるということでしょうか。

打ち合わせの時点で、しっかり断熱グレードについて説明があり、提案をしてくれる
事業者さん。もしくは、断熱の話さえ全くでない事業者さん。

さらに、同じ性能なはずなのに、施工者によって性能数値がかわってくるという事実も。

なので、新築だからといって「高断熱」とは限りません。
むしろ既存住宅で「断熱リフォーム」をされている方が、確実に高い断熱性能が備わって
いる住宅が多いかもしれませんね。

ということで!

今住んでいるお家の「断熱性能」をセルフチェックしてみませんか?!


■10の質問でいくつ当てはまりますか?

Q1. 窓ガラスは複層ガラス、もしくは内窓がある。
Q2. 雪が積もると他の家より屋根の雪が溶けにくい。
Q3. 屋根裏をのぞいてみて、断熱材が隙間なく詰まっている。
Q4. 床下をのぞいてみて、断熱材がある。もしくは基礎断熱をした。
Q5. コンセントに手を当てて、隙間風がない。コンセントの周りもキレイ。
Q6. サッシ枠やガラスに結露が発生しない。
Q7. 壁を触って、外気温が伝わってきていない。
Q8. 冬場、冷たい空気が足元に流れてこない。窓からも冷たい空気が下りてこない。
Q9. 夏場、2階または最上階が暑くならない。
Q10. 換気扇を回すと、窓やドアなどから空気が流れる音がしない。

→0個…築年数の古い家は、断熱されていないことが多くあります。
     断熱リフォームを考えてみましょう。
→1~3個…暑さや寒さは、結露やカビなどの発生の原因になります。
       しっかり断熱して快適な家を目指しましょう。
→4~7個…せっかくの断熱効果が十分に活かされていないようです。
→8~10個…適切な断熱工事がされていることが概ね確認できます。

※(引用)性能向上リノベの会「断熱✕耐震で価値あるリノベーションを」より


いかがでしたでしょうか?
体感していたのと合っていたでしょうか。

これから寒くなってくると心配なのが「結露」
「結露」を引き起こす要因は[湿気]と[温度]
[湿気]の多い室内と、[温度]の低い場所で「結露」が発生します。
断熱性能が高ければ、窓辺などの温度が低くなりやすい場所がそうはならないはず。

詳しくはコチラ↓↓↓
「結露と梅雨【脱・結露のススメ】」

「高性能住宅にしたのに結露が発生?!【湿害】

「結露」が発生する窓まわりだけでも「断熱リフォーム」をする価値はあります!
まだ間に合う、今年度の住宅に関わる補助事業「先進的窓リノベ事業」
申請期間延長の話もチラホラ…

詳細だけでもみてみて下さい↓↓↓
「【窓断熱】工法の違い基本!今しなくてホントにいいですか?!先進的窓リノベ事業年内まで!」

さらに、住宅の断熱性能は、実は健康に大きく関わってきます。

断熱性と健康の関係はコチラ↓↓↓
「家の断熱性がいいと健康になる?!」

日本では家の中で室温が10℃以下になることもよくあります。
家が寒いと、血圧が上がったり、血行不良や免疫力が低下したり。

家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響「ヒートショック」
さむくなってくると話題にあがってきます!

コチラを参考に↓↓↓
「ヒートショック」知ってますか?

「岡山県ワースト第5位!ヒートショック予備軍」

この「ヒートショック」が、断熱リフォームのきっかけになることもあるようです。

これからの季節、住んでいる家が寒くなってきたら、「住み替え」「リフォーム」の
やり時かもしれませんよ?!
暖房は家全体で使用するエネルギーの1/3を占めて、冷房の約10倍のコストがかかります。
断熱性能の高さは、省エネの絶対条件でもあるので、電気代にも大きな差がでてきます。

この機会をきっかけに「断熱」について、前向きに話し合ってみてはいかがでしょうか。

リフォーム住宅新築省エネ高断熱・高気密